特定非営利活動法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会｜地域活動センターなごみ｜訪問看護ステーションなごみ｜相馬広域こころのケアセンター｜福島県

地元の高校生が、こころのケアセンターなごみに見学に来られました。訪問先では、高校の先輩でもある方から、人生の歩み方について貴重なアドバイスをいただきました。

震災以降、支援者の不足が続いており、療育施設でも保育士が足りず、預け先が見つからないといった課題が残っています。

将来的には、ぜひ大学卒業後に相双地域へ戻ってきていただきたいと願っていますし、そのような若者が増えてくれればと心から思います。（ケアセンター　大谷）

4月中旬。新地町の右近清水でも桜が咲いていました。「さくらプロジェクト3.11」の対象地として50本の桜が植えられたそうです。溜池を囲むように多くの桜の木がありました。水辺に咲く桜の木はなかなか珍しいですね。溜池の外周を散歩してみると良い運動になり、花見をしながらダイエットができるスポットになりそうです！（訪問看護　折笠）

4月中旬に開催した、孤立しがちな男性を対象とした集団活動「男性のつどい」では飯舘村へお花見に行くことに。

村の入口付近で一旦車から降りて気温を体感。まだ風が冷たかったので、先に三千本桜を愛でてから村カフェ753に行くことに決定。五分咲きくらいは…と期待しましたが、ほんのりピンクの蕾はまだ固め。復興の石碑付近を散策し、他の来訪者の方々と「まだだね」「来週満開かな」「夜桜も始まるらしいよ」と情報交換。桜並木を車でゆっくり往復してから村カフェ753へ。季節のベーグル「いいたて抹茶桜あん」が大人気。コーヒーブレイクでは朝ドラや時事ネタ（芸能ネタｗ）に花を咲かせて和やかに(*^-^*)

（ケアセンター　伊藤）

 

一時期流行った『大人の塗り絵』。訪問看護の利用者さんと余暇活動で挑戦してみました。塗り絵自体がとても久しぶりの私でしたが、想像以上に細かな枠が多くて驚きました！何色で塗ろうか、どうしたら綺麗に仕上がるか…などなど悩みながら、集中しながら進めていくとあっという間に時間が過ぎていました！

（訪問看護　折笠）

アウトリーチでは、大熊町出身の方で今は原町に避難している支援対象の方を時々訪問しています。その方が子どもの頃、近所の梨農家からもらってきた沢山の梨を砂糖と煮て食べたのがとっても甘くておいしかったというお話をよく伺います。そこで、まずは梨のジャムを作って持参してみたら好評でお話が弾んだので、その後は梨だけなく、林檎、バナナなどのジャムも作って持参しました。そのうち当たり前のものでは飽き足らなくなり、今回はなんと『じゃがいもジャム』（！）を試作してみました。お味はバニラエッセンスの効いた林檎ブレンドのじゃがいもジャムとコンデンスミルクを使ったミルク風味のじゃがいもジャムの2種類です。なかなか好評だったので、希望が多ければそのうち製品化も検討します（笑）

乞うご期待！（アウトリーチ　鈴木・渡部）