活動報告
活動報告
春の到来
2023-04-07
福島の地でも桜の便りが届きました!
例年よりも少し早めの桜開花
今年から南相馬の夜之森公園にも出店が再開していて賑やかな雰囲気でした。
実は夜ノ森公園は富岡町にもあって、そちらが桜の名所として有名なんですが、南相馬市にも同じ名前の公園があり、富岡町に負けないくらいの桜の名所なんです!
そしてそれは、なごみ南相馬事務所の目の前!
毎年この時期は、事務所から花見をしながら仕事しています。
(ケアセンター工藤)

緊急時対応・救命講習
2023-04-05
心のケアセンターでは、体に限らず心の緊急対応の場面に遭遇することがあります。心の場合は「自傷他害の恐れ」がある場合の保健所や警察との連携体制や連絡の方法、対象者の観察と確認するポイントを冷静に進めることになります。しかし、立場や担当者、地域によって、緊急時のとらえ方も様々でありその調整に苦慮します。一方で、心のケアの支援者は、体の処置について知識が不足していることが多く、この度米倉が研修会を行いました。
三角巾や包帯を使用し、止血やショック時の対応方法について伝授しました。私の、災害直後の病院がなくなり未治療者が続出した時の経験と、自衛官の衛生兵だった経験が役に立ちました。(ケアセンター 米倉)

変わり種タコ焼き
2023-03-31
相馬広域こころのケアセンターなごみでは、南相馬市内の南町・北原にある復興公営住宅でサロンを開催しています。この日は「変わり種タコ焼き」というタコが入っていないタコ焼きを作りました。
始めはタコ焼きを作ることに尻込みしていた高齢のお姉様たちも、2回3回と焼いているうちにプロも顔負けの串さばきを見せ1回でくるっとひっくり返したり、ひっくり返らない時は手で押し込んだりと、そこは結果オーライがすべてのお姉様たち。
白い手の謎の集団が一斉に変わり種タコ焼きに手を伸ばすと、あっという間にタコ焼きが100個焼きあがりました。
始まる前、「足が痛くて立ってらんねぇ」と言っていたあるお姉様。30分以上も立ったまま夢中になって焼いている姿は、立派なリハビリになっていました。イスから立ったり座ったりしている姿はまさにスクワットで通所リハビリそのものです。美味しいものを作るということは、頭と体を使う全身運動ということを証明してくれたお姉様たちでした。
協力し合って大人数分を一度に作ることは、緊急時の炊き出し訓練にもなっています。
今日は、変わり種タコ焼き100個と焼きそば12食という炭水化物メニューでしたが、参加者18人ですべて完食。
楽しく作りながら食べると食欲も出るんですね。お姉様たちのご長寿の秘訣は、食欲にあるのかもしれません。
(ケアセンター 立谷)

そんな日もあります
2023-03-28
少し前になりますが、相馬看護学校からたくさんの学生さんがケアセンターに実習に来ました。午前中は対象者の方のご自宅の草刈り予定で、学生さんは鎌や軍手を持って準備万端、関係機関のスタッフも集まって「イザやるぞ」気合満タン。でも、当日ご本人の気持ちが変わってしまい、結局草刈りは実施しませんでした。こちらが思った通り、予定通りに進まないのも通常運転。そんな日もあるよね、と声を掛け合いました。(ケアセンター 足立)

アウトリーチ評価検討委員会 御礼!
2023-03-24
1ヶ月前から準備してきた“精神障がい者アウトリーチ支援(震災対応型)業務評価検討委員会”
を無事終えることができました。当日は、16機関21名の方々に参加いただきました。
アウトリーチの業務内容、活動報告、事例報告の三構成でアウトリーチの実際をお伝えしました。
質疑応答では、アウトリーチの必要性、地域のニーズ、支援経験の蓄積の重要性など、個別支援についてだけではなく、これからの相双地区の精神保健福祉の課題や展望についても語り合い、各々がこれからの地域医療福祉について考えを膨らませる時間となりました。
「地域包括支援」が謳われるようになって数年、疾患、障害、世代を超えて地域で支え合うことが必要とされています。日頃から支援者同士がコミュニケーションを図り、相互に支え合い、高め合っていけるよう、これからも励んで参ります。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!
(アウトリーチ 金澤)
