活動報告
活動報告
刺しゅうワークショップ クロスステッチの会
2024-12-30
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私たちの支援している方達を対象に、昨年から不定期開催している刺しゅうのワークショップ。今回はクロスステッチの会と刺し子の会に分けて開催しました。クロスステッチの会は南相馬事務所で開催し、ゆっくりとした時間の中にも初めて刺しゅうに挑戦する緊張と不安、そして達成感が入り混じった場となりました。初めてのことをやってみるのにはちょっとした勇気がいります。しかし、隣で先に始めた職員の作業をじっと観察して「私もやれるかも…」と思っていただけたようです。少しずつ少しずつ、何回も同じところを教えてもらいながら続けて、作品が完成しました。普段は自分だけの時間をなかなかとれないようでしたが、この日はそれが実現して柔らかな表情となりました。(アウトリーチ 西内)
楽ちん登山
2024-12-26
訪問看護では四季を通して様々な外出支援を行っております。
この日は女性の利用者と南相馬市に今年5月にオープンした国見山登山に行ってきました。
登山と言っても近くまで車で行けます。登山道を経て展望台からは南相馬市が一望できます。まさに「国見気分」。気軽にこのような景色を見ることが出来、とても清々しい気分にもなりました。皆さんもぜひ訪れてみてください。(訪問看護 阿部)
心も晴れやかに
2024-12-23
ケアセンターの対象者Aさんとスタッフ2名で打ちっぱなしに行ってきました。
Aさんはゴルフ経験者で、訪問時に話が盛り上がったこともあり、少しでも楽しい時間が作れたら良いなと思い今日に至りました。
我々スタッフ2名は、前回の訪問でクラブの握り方と庭でスイングを教わったくらいの素人。練習場に着き、Aさんはボールのレンタルの仕方から準備運動、スイングなど二人に優しく教えてくれ、練習で疲れてヘロヘロになった私を見、笑顔も見られました。隣で練習している方にも気軽に話しかけるなど、お家訪問ではみられない一面も見ることができました。Aさんの教え方が上手だったこともあり、私の打球は問題外でしたが綺麗な緑を前に体を動かすのが気持ちよく、ゴルフの魅力をほんの少しだけ知ることもできました。帰りがけ、Aさんから「次回もやりましょう」という言葉も聞かれ、楽しそうでした。
Aさんありがとうございました。
(ケアセンター 川野)
小高の冬の風物詩
2024-12-19
南相馬市小高区では「あかりのファンタジーイルミネーションinおだか2024」が開催されています。訪れた小高交流センターにはたくさんの子供たちと家族が来場していました。
この日は、小高観光協会×日本スカイランタン協会主催によるスカイランタンの打ち上げイベントが開催されておりました。参加された方々はそれぞれの思いを描いたランタンを小高の空に打ち上げられました。月夜の空に打ち上げられたランタンとイルミネーションは幻想的な光景であり、寒い夜ではありましたが心が温まりました。
(訪問看護 阿部)
小高観光協会HP⇒https://odaka6014.jp/illumination/
あかりのファンタジーイルミネーションinおだか2024
開催期間:~令和7年1月13日(月・祝)
場所:小高浮舟ふれあい広場、小高駅舎、小高交流センター、他(小高区内の賛同事業所や個人宅)
「第4回おらもしゃべってみっが」が開催されました
2024-12-16
11月16日に『第4回おらもしゃべってみっが』が南相馬市健康福祉センターで行われ、私たちなごみはそのお手伝いに行ってきました。これは精神科医や看護師が中心となって相双地域の悩める現状を考える「震災ストレス研究会」が主催し、市民が話し・聞きあうトークイベントです。
第一部は元公立学校用語経論の井戸川あけみ先生、精神科医の蟻塚亮二先生の講演から始まり、第二部は当時10代だった被災者の方の講演、グループワークを行いました。
印象的だったのはグループワークで、非被災地を中心とした世間から、頑張っていると言わされているようなマインドに違和感を感じたことや、避難先での出会いが人生の方向性に良い影響を受けたという話でした。辛いと言える場の必要性を再確認出来ましたし、あの出来事があったから今の自分が居るという思考を持った生き方に興味を持ちました。みなさんの活発な意見を聞き、良い刺激を受けることができました。
(ケアセンター 川野)