活動報告
活動報告
夏の風物詩といえば
2024-09-12
訪問看護では利用者さんと一緒に四季折々の活動を行っています。
今回はアユ釣りに挑戦しました。
綿密な計画をし、利用者さんへアユ釣りの募集をしたところ3名の方が参加してくださいました。私はアユ釣りに思い出があります。
震災前、相双地域では夏の風物詩として各市町村の河川は7月のアユ釣り解禁日と同時に大勢の釣り人で賑わっていました。
そんな景色を利用者さんと一緒に体験したいと考えました。しかし、現在の相双地域ではアユ釣りができる河川は木戸川1本しかありません。それ以外の河川は禁漁になっています。そのため片道1時間以上かけて移動しました。
釣り場に着くと、もうワクワクが止まりません。なんせ14年ぶりのアユ釣りです。
利用者さんも肩に鑑札を付け、釣り糸を垂らしました。これまで一度も魚を釣り上げたことがない利用者さんがいきなりヒット。立派なアユを釣り上げました。私は慌てて魚籠に魚を入れようと川に入った瞬間、苔の生えた石に上ってしまいバッシャーンとつっぺってしまいました。胸まで水に浸かり落ち込んでいると、利用者さんから「怪我しなくてよかったよ」と一言、励まして頂きました。びしょ濡れの体ですが、ほのぼのとした時間を過ごしました。2時間余りの時間でたくさんのアユを釣り上げ皆大満足でした。釣ったアユは利用者さんが塩焼などで美味しくいただきました。(訪問看護 阿部)
※つっぺっる=水のあるところに誤って入る