活動報告
活動報告
変わり種タコ焼き
2023-03-31
相馬広域こころのケアセンターなごみでは、南相馬市内の南町・北原にある復興公営住宅でサロンを開催しています。この日は「変わり種タコ焼き」というタコが入っていないタコ焼きを作りました。
始めはタコ焼きを作ることに尻込みしていた高齢のお姉様たちも、2回3回と焼いているうちにプロも顔負けの串さばきを見せ1回でくるっとひっくり返したり、ひっくり返らない時は手で押し込んだりと、そこは結果オーライがすべてのお姉様たち。
白い手の謎の集団が一斉に変わり種タコ焼きに手を伸ばすと、あっという間にタコ焼きが100個焼きあがりました。
始まる前、「足が痛くて立ってらんねぇ」と言っていたあるお姉様。30分以上も立ったまま夢中になって焼いている姿は、立派なリハビリになっていました。イスから立ったり座ったりしている姿はまさにスクワットで通所リハビリそのものです。美味しいものを作るということは、頭と体を使う全身運動ということを証明してくれたお姉様たちでした。
協力し合って大人数分を一度に作ることは、緊急時の炊き出し訓練にもなっています。
今日は、変わり種タコ焼き100個と焼きそば12食という炭水化物メニューでしたが、参加者18人ですべて完食。
楽しく作りながら食べると食欲も出るんですね。お姉様たちのご長寿の秘訣は、食欲にあるのかもしれません。
(ケアセンター 立谷)
