活動報告
活動報告
浪江町の氏神様
2020-10-01
東日本大震災から9年6ヶ月が経過しました。浪江町は3年前に避難区域が解除され、大型スーパーや道の駅など、インフラが整備されてきていますが、震災前の風景はだんだんと取り壊されています。そこで、浪江町へ戻って来られた利用者さんと、震災前の神社仏閣などの遺跡を巡っています。本日は、復興の象徴として1年前に修繕された八坂神社へ行ってみました。そこは浪江駅からほど近いところにありながら、周囲に住んでいる方はいらっしゃらなくて、解体中の家や空き地が目立つところにぽつんと現れました。とてもきれいな本殿でしたが、一部震災前の灯篭や鳥居も取り入れられていて、震災前の痕跡もしっかりと残されていました。なんと、昨日から肩が痛いとおっしゃっていた利用者さんは、お参り後は、痛みがなくなったとのことです。コロナが終息しますようにと手を合わせながら、暑さも和らぎ、3密に注意しながら、これからも遺跡探しに出かけて行きたいと思いました。(訪問看護 大垣)
