活動報告
活動報告
知恵と経験を活かした予防方法
2020-03-31
認知症の方に、感染予防を理解していただくことは、なかなか難しいことです。免疫力が低下すると感染のリスクが高まるから、薬用石鹸で手洗いとアルコール消毒とマスクと換気も行い、塩素系の消毒薬を薄めて触ったところは拭くように……
高齢者が感染すると大変だと、あれこれ説明しておりました。
「まあまあ、お茶でも飲みながら」と出されたお茶に茶柱が!!
昔の人の知恵ってすごいですよね。今のように科学的根拠がなくても、喉にネギをまくと風邪に効くとか、梅干しをこめかみに貼ると頭痛が治るとか迷信のような治療法が実は理にかなっているのです。そして様々な知恵と経験で、戦争も、震災も、乗り越えてきました。
緑茶は免疫力が高くなり病気にかかりにくくなると伝えると、「それならたくさん飲もう」と。難しい消毒法より、生活を大きく変えなくても身近なもので予防できることの方が、ご理解していただけそうです。そうそう、迷信といえば、茶柱が立つと縁起がいいとか、願い事がかなうとか言います。「世界中の新型コロナウィルスが鎮静化しますように」
※梅干しはアスピリン類似物質があり、痛みに有効です。ネギはアリシンという免疫力を上げる効果があります。緑茶はカテキンに殺菌作用があります。(大垣)
