活動報告トップページ > 活動報告活動報告 一覧へ戻るのこされたものと復興の兆し2020-09-14先日、双葉地区を見学者に案内していている際に、ふと前方に新しい施設が飛び込んできました。その施設は、双葉郡双葉町大字中野地内に9月20日オープン予定の「東日本大震災・原子力災害伝承館」です。原子力災害を中心とした資料を保存し、震災の記憶の風化防止や、防災・減災に役立てることを目的にしています。ところが、この建物の周囲には、震災後9年経っても壊されずに残っている、津波の被害をうけた家屋やガレキがありました。新たな役割を期待される建物と役割を終えた建物が静かにたたずむ風景は、「10年前の原発事故の教訓を忘れぬように」と語り掛けているようでした。(ケアセンター 米倉)