活動報告
活動報告
男たちの伝統の花見弁当
2022-05-02
相馬広域こころのケアセンタ―なごみが主催する男性の孤立予防サロン「男性のつどい」には、開始当初から引き継がれている「伝統の決まり」があります。
それは、桜が咲くころになったら男たちの手作り弁当で花見をすることです。
今年は急に暖かくなったせいか、開花から2日~3日で一気に満開となってしまい大慌てで作りました。
弁当の中身ですが、これは男性のつどいで代々引き継がれて来たメニューで「まずくなく何とか食べられる、安い材料、簡単にできる、彩りがいい、カロリー塩分控えめ」など厳しい基準が設けられています。男性のつどいがスタートして以来、7年間でのべ約500名の男たちが参加して引き継いで来た、涙と笑い血と汗のメニューを今年もここに再現しました。
普段料理を全くしない食事には無頓着な男たちが作るからこそ、いなり寿司も光るし、ほうれん草のゴマ和えも尊いものになります(笑)タコさんウィンナーにいたっては足が8本ちゃんとあります。
弁当を作ったあとは弁当持参で花見をする予定でしたが、そこは「だいたいでOK」の男たち。「外は暑い」「高齢者ばっかり」などの理由で、外には行かず窓から桜を見て伝統の花見弁当を食べました。
※写真、1枚目は2022年4月の花見弁当、2枚目は2016年(7年前)の当時の花見弁当。
見事に脈々と男たちの伝統が受け継がれています(笑)
(ケアセンター 立谷)