活動報告
活動報告
親亡き後を支えるもの
2020-12-22
福島県司法書士会の司法書士、佐藤金雄氏を講師としてお招きし、「親亡き後の支援」について話をお聞きました。精神障がいや認知症など病気の影響により、日常生活における判断力が低下すると、本人の知らないうちに不利益を被ってしまうことがあります。それを未然に防ぐために、成年後見制度を活用して生活を支えることが出来ます。講師の先生も後見人として障がいを持った方を支援されており、相談事に親身になって聞くようにされているそうです。支援制度はたくさんありますが、制度につながることが難しい方も多く、「制度につながっていない人に対しては、信頼をつなぐこと、人と人との関係が一番大切になる」とおっしゃっていました。地域の中で信頼をつなぐ人がたくさんいれば、障がいがある方も安心して生活を送ることができると感じました。私たちもその一旦を担っていきたいと考えています。(ケアセンター 工藤)